龍笛4

続いて、篳篥ひちりきのお部屋に。中には、四人くらい人がいた。
はじめて見る篳篥は思ったより小さい。みなさんかたわらにはお茶が。舌を浸しているのだ。
(舌といっても、べろではなく、リードです。吹くところ)
いろいろお話を聞いているうちに、この雅楽会篳篥の人数が少ないことがわかった。それで、「また龍笛か」だったのだ。
これまた、篳篥の先生も丁寧に説明してくださった。もちろんスカウトも。
わたしはクラリネットを6年間吹いていたので、次は横笛が良かった。
ので、その旨を伝えると、「わたしもずっとやっていたんですよ」と篳篥の先生。びっくりんこ☆
だからといって、じゃあわたしも篳篥をという訳にもいかない
これまた残念だが篳篥を後にした。

本命の龍笛のお部屋へ。
中には三人。音がしないなあと思っていたら、楽器のメンテをしていたからだったらしい。
明らかに先生らしき人がよくわからない道具(フルートを思い出すなあ)で何かをやっている。それを、他の二人は見ていた。
わたしも入り口にたって、とりあえずその作業を見ていたが、なかなか終わらない。二度目の居たたまれなさを味わい、部屋を出た

で、幸い(?)にも担当の方が商談しているのが部屋の前だったので、気がついてもらえた
「じゃあ、一緒にこちらで唱歌をしましょう」
商談中では…?と思ったら、なんと営業マンも龍笛新人さんだった。今日からということで、樹脂の龍笛ももっていた。
もう一度、希望の楽器を確認された。変わりないことを告げると、担当の方もなんと龍笛だそうな。これからお世話になります。
唱歌の前に、新人さんので一吹きためさせてもらえることに。
初☆龍笛…は、まったく音がせず空気だけ抜ける音がかすかに。
新人さんも吹いてみる。同じでした。
先生(担当の方)が吹くと、なる。そう、この音だよ。
「最初は音がなかなかなりません。練習してれば出ますから」
と言われたが、かなりショック
――知らなかった。さすがになかなか音が出ないなんて知らなかったよ

<龍笛5>に続く

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